村上信五が出身地高槻市でまちおこし!背景には深刻な農業の実態が・・・

アイドル

「月曜から夜更かし」に出演で有名なSUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)の

村上信五さんがぶどうで、まちおこしをするという素晴らしいニュースが

ありました。

村上信五さんがまちおこしをする理由

村上さんが高槻市出身ということももちろんありますが、

彼がノウタスというベンチャー企業の主要メンバー(パープルM事業VP、

一般的には部長クラスに該当)ということが大きな理由だと思います。

「現役アイドルタレントとして活躍しながら、エンタメの経験を活かした兼業での事
業企画に挑戦するため、ノウタスへ入社。
自身のアイドル活動時のメンバーカラーである紫色をテーマに、ぶどうの育種、加工
品開発、輸出などを行う「パープルM」(Murakami, Muscat)事業を推進中。」

引用元:ノウタス株式会社 / notas inc.

ノウタスに入社するきっかけとなったのは、文化放送の

「村上信五くんと経済くん」がきっかけで交流が始まり入社に至った

のです。

ノウタスという会社は、IT×農業を事業化していて、高槻市に観光農園

も持っています。

役員やメンバー構成を見てみますと、気象予報士やAI担当、

ぶどうのプロなどかなりのプロフェッショナルな集団であることが

伺えます。

高槻市×ノウタス(民間企業)×村上さんのプロモートで盛り上げていこう

ということでまちおこしに役に立ちたいと考えられたのでしょう。

どうしてブドウなの?

ぶどうと言えば山梨県を思い出す方が多いのではないでしょうか。

甲州ワインは有名ですよね。

高槻市も昔はぶどうの産地だったのです。

市内は寒暖の差があり、上質な水もあるのでぶどうの栽培に

適しています。

「山霧ぶどう」は大粒の品種である高槻産のぶどうです。

しかし、かなり生産が減少していたようで、改めて特産品として

生産していこうということが市のHPにも書かれてあります。

ノウタスもぶどうの育種事業に力を入れていること、そして高槻市も

ぶどうをもう一度盛り上げたいという両者の思惑が一致したと

思われます。

加工してワインにすれば付加価値が付き、イイお値段でで売れる

のも事業として成功しそうな感じがします。

高槻市の農業の実態は

では、高槻市の農業が実際どうなっているのか見ていきます。

高槻市は大阪市と京都市の真ん中くらいにあります。

トマト、キャベツなどの野菜以外にシイタケやクリ、タケノコなどの

山間部で栽培されるような農産物を栽培しています。

高槻市の農家の戸数は、

2000年(平成12年)676戸

2020年(令和2年)434戸 減少率35.8%

全国の戸数は、

2000年 3,120,215戸

2020年 1,747,079戸 減少率44%

(総務省による統計ダッシュボードより)

全国の方が減少率は大きいですが、高槻市も減少傾向であることは

間違いありません。

また、高槻市の2020年の果樹類生産農家数は3戸になっていますので、

このままでは絶滅してしまう恐れがあります。

悪いデータとなってしまいましたが、少しでもぶどうを起爆剤

とした農業を活性化させて欲しいですね。

伝統のぶどうでまちおこしが成功するといいですね。

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