広瀬すずさんの話題が映画の主演ばかりのニュースになっています。
今が絶好調の広瀬さんにスポットを当てます。
2025年2月公開『ゆきてかえらぬ』
広瀬すずさんは女優の長谷川泰子役、そして詩人の中原中也役に木戸大聖、
評論家の小林秀雄役に岡田将生さんが三角関係になる実話が元になっています。
史実は、1923年(大正12年)に京都にいた中原中也は泰子を知り、
翌年1924年から同棲。
1925年3月に泰子と一緒に上京、小林秀雄と知り合いになり、
11月に泰子は中也を捨て、小林の元へ走ります。
しかし、この後も三角関係は続きます。
1928年に小林は泰子との同棲を解消しますが、中原は泰子と度々
会っています。
1937年に中原中也は結核性脳膜炎で30歳の若さで亡くなりました。
映画の話に戻りまして、広瀬さん自身「体力のいる役でした」ということで、
かなり苦労されています。
役ではヒロインですから、男性2人との恋で懊悩したり、激情的になったり
と浮き沈みのある演技をされていると思います。
予告編ではキスシーンも見せています。
2025年公開『片思い世界』
この映画は、広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人が主役です。
舞台は東京、3人の恋と悩みを描く恋愛コメディです。
脚本家の坂元裕二さんが新たに書き下ろしたオリジナル脚本なので、
現時点でストーリーは分かっておりません。
分かり次第、記事にさせて頂きます。申し訳ございません。
『遠い山なみの光』
イギリスの作家カズオ・イシグロの小説が原作です。
イシグロさんは1954年長崎市生まれの日本人ですが、1983年29歳の時に
イギリスに帰化しています。
1960年に家族でイギリスに移住していますので、日本には5年間(5歳)
しか住んでいません。
だから、小説は全て英語で書かれ、数々のイギリスの文学賞を受賞、
2017年の63歳でノーベル文学賞を受賞しています。
今回の『遠い山なみの光』は1982年に書かれ、原爆投下後の長崎が舞台です。
広瀬さんは、ニキの母である悦子役を演じます。
あらすじは、
⽇本⼈の⺟とイギリス⼈の⽗を持ち、ロンドンで暮らすニキ。⼤学を中退し作家を⽬指す彼⼥は、⾃著執筆のため、異⽗姉の死以来⾜が遠のいていた、⺟が1⼈で暮らす郊外の実家を訪れる。⺟の悦⼦は、⻑崎で原爆を経験し、戦後イギリスに渡ってきていたが、ニキは⺟の過去を何ひとつ聞いたことがない。夫と⻑⼥を亡くし、想い出の詰まった家で1⼈暮らしていた悦⼦は、ニキと数⽇間を共にする中で、最近よく⾒るという、ある「夢」について語り始める。それは、まだ悦⼦が⻑崎で暮らしていた頃に知り合った、とある⼥性と、その幼い娘の夢だった……。
引用元:映画『遠い山なみの光』広瀬すず主演、戦後の長崎を描いたカズオ・イシグロのデビュー小説が実写化へ – ファッションプレス (fashion-press.net)
1984年に日本語に翻訳され、早川書房で出版されています。
まとめ
大女優として演技力と容姿を持った広瀬すずさん。
彼女を名声を高めたのは、2016年の『ちはやふる~上の句、下の句』の主演
だと思います。
この映画は凄く面白かった(良かった)です。
広瀬すずさんの今後の活躍を期待しています。
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